洗面台で水を出そうと蛇口のハンドルをまわしたとき、固くてまわしにくいと感じたことはありませんか?

洗面台は水やお湯を出すために日常的に使用する場所のため、ハンドルが固くてまわしにくいと不便ですよね。

そこで今回は、洗面台のハンドルが固くなる3つの原因と、解消法紹介をします。

洗面台のハンドルが固くて不便を感じている方は、ぜひ参考までにご覧ください。

洗面台のハンドルが固くなる主な原因

洗面台のハンドルが固くなる原因には、さまざまなものがあります。

以下に、主な原因をまとめました。

原因①部品の劣化

洗面台の蛇口には複数の部品が使われており、そのなかでもゴムパッキンやネジなどの部品は消耗品のため、寿命による劣化や摩耗でハンドルが固くなる場合があります。

また、長年水道を使い続けていると、サビがついて回しにくくなるというケースも考えられます。

サビや部品の劣化は、目に見えない部分で起きている可能性もあるため、長年同じ蛇口を使っているという場合は、新しいものに交換することを検討しましょう。

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原因②グリス切れ

洗面台のハンドルには、弱い力でも簡単に操作ができるようにグリスと呼ばれる潤滑油が塗られています。

グリスは接続部同士の滑りをよくするものであり、蛇口のさまざまな部品の接続部に使用されています。

ただし、蛇口を使い続けてグリスが切れてしまうと、ハンドルが回しにくくなることや、部品が摩耗して劣化してしまうことも考えられるでしょう。

原因③ミネラルの結晶化

水道水には、わずかにミネラルやカルシウムなどの不純物が含まれているため、水を塗れたまま放置しておくと水分が蒸発して白い結晶になることがあります。

その結晶が蛇口の内部やハンドルの接続部に付着すると、滑りを邪魔して操作がしにくくなります。

蛇口のまわりに、白い汚れのようなものが付着していた場合は、ミネラルが結晶化している可能性が高いため、掃除で除去しましょう。

洗面台のハンドルが固いときの解消法

洗面台のハンドルが固くなるときの原因はさまざまですが、自分で解消できる方法もあります。

ここからは、自分でできる2つの解消法を紹介します。

解消法①周辺の部品を交換する

洗面台のハンドルが固くてまわらない場合、カートリッジというバルブや接続部など、蛇口周辺の部品を交換することで解消できます。

洗面台の蛇口の寿命は7~10年程度だといわれており、10年以上同じ使い続けているという場合は部品が摩耗して劣化している可能性が高いです。

部品が劣化している場合は、水道修理業者に依頼して新しいものに交換してもらいましょう。

解消法②洗面台やハンドルの掃除を行う

ハンドルの動きが悪いときは、蛇口周りにミネラルの結晶が付着している場合や、サビや汚れが溜まっていることが考えられます。

その場合は、洗面台やハンドルの掃除を行って原因を除去することにより、動きがよくなるでしょう。

念入りに掃除をしたい場合は、蛇口を分解して、それぞれの部品を丁寧に洗浄することがおすすめです。

蛇口のハンドル部分のみを取り外し、歯ブラシやタオルを用いて細かく汚れをこそぎ落としましょう。

蛇口を分解するときは、必ずどの部品がどの場所にあったかを確認して、元に戻せるように注意することが重要です。

洗面台のハンドルが固くてまわらないときは経年劣化や結晶の付着を疑おう

いかがでしたでしょうか。

洗面台のハンドルが固い原因はいくつかあり、長年の使用による部品の経年劣化やグリス切れ、ミネラルの結晶の付着などが考えられます。

原因にあわせた対処で解消できることもありますが、経年劣化の場合は新しいものに交換することをおすすめします。

洗面台のハンドルの修理や交換は、専門の業者に修理を依頼するとよいでしょう。

東京水道センターでは、洗面台の蛇口修理や部品の交換にも対応しています。

洗面台のハンドルが固くてまわらないとお悩みの方は、ぜひ東京水道センターまでご連絡ください。

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