キッチンがつまって流れなくなったのなら、専門業者を呼んで修理してもらってください。その際、どのような基準で業者を選べば良いのかについて解説します。
また、一般的にどれくらいの修理費用がかかるのかもチェックしておきましょう。業者に依頼する前に自分でできる簡単な対策についてもご紹介します。

キッチンのつまり修理を依頼する業者の選び方

キッチンのつまりは頻繁に起こるトラブルではないので業者選びに悩んでしまう方が多いです。以下のポイントを確認しましょう。

しっかりとした実績があるか

過去にどのような工事を行ったことがあるのか確認できる業者を選択しましょう。ホームページなど確認し、お客様の声が掲載されていればそちらをチェックしてみるのがおすすめです。

水道局指定工事店の資格を持っているか

各自治体では実務経験などを確認したうえで「この業者なら安心して工事を依頼することができる」と認めた業者に対して、水道局指定工事店の資格を与えています。
つまり、自治体からお墨付きをもらっている業者ということになるので、水道局指定工事店から選んでおけばまず間違いありません。

作業にかかる費用がわかりやすい

悪質な業者の中には、とにかく安いということをアピールしていながら、実際の料金の目安については一切ホームページなどで確認できないところもあります。事前に、各工事の基本料金をホームページなどで確認できる業者を選びましょう。
基本料金(修理料金)や交換部品の料金のほか、出張料や見積もり料がかかる業者もあるので、確認が必要です。

業者に依頼する場合にかかる費用の目安

専門業者に依頼した場合の費用目安としては、簡単なつまりの除去で済んだ場合は8,000~11,000円程度です。しかし、高圧洗浄機が必要になった場合は戸建てで15,000~20,000円程度、店舗やマンションの場合は35,000~45,000円程度かかると考えておいてください。

状況によっても費用が大きく変わるので、どれくらいかかるか総合費用について事前に確認が必要です。

業者への依頼前に自分でできるつまり対策とは

実は、簡単なキッチンのつまり程度であれば業者に依頼せずとも自分で対応することが可能です。以下のような方法を試してみましょう。

市販のつまり解消用洗剤を使う

簡単な汚れが原因でつまっている場合、市販薬で対応できる場合があります。

キッチンのつまり解消に効果的な商品を排水管に流したら、30分から1時間ほど放置し、あとは水で流すだけです。手軽な方法なので最初に試してみてはいかがでしょうか。
ほかにも、排水管にタオルをつめて蓋をしてからシンクに50~60度ほどのお湯を8割程溜め、一気に流す方法もあります。こちらも試してみてください。

ラバーカップで引いてみる

トイレのつまり解消でおなじみのラバーカップを使った方法です。

キッチンの排水トラップを外して、排水口にラバーカップを当ててからシンクに水を溜めましょう。ゆっくり中の空気を押し出すようにラバーカップをへこませ、一気に引きあげます。何度か繰り返してみてください。

業者でしか対応できない場合も多い

市販の洗剤を使った方法やラバーカップを使った方法は、簡単なつまりを解消させたいときにはとても効果的な方法です。しかし、何かキッチンの排水溝に物を落としてしまったり、頑固なつまりが発生したりした場合にはなかなか個人で対応することはできないので、業者に依頼してみましょう。

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