「キッチンがつまってしまい、水が流れにくくなった」というトラブルに見舞われた経験がある方もいらっしゃるでしょう。
つまりを放置したままにすると、水が逆流したり、悪臭やカビの原因になったりすることもあるので、迅速に対処しなければなりません。

本記事では、キッチンの排水口につまりが生じる原因を紹介するとともに、効果的な修理方法を解説します。
キッチンを快適に使いたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

キッチンにつまりが生じる原因

まずは、キッチンにつまりが起こる主な原因を紹介します。
思いあたるものがないか確認してみてください。

原因①油が溜まっている

油をシンクにそのまま流すと、配水管内部で油が冷えて固まり、つまりを引き起こします。
症状が悪化すると、水の逆流や、悪臭の発生などにつながるおそれもあります。
料理に使った油は排水口に流さず、キッチンペーパーなどで拭き取り、可燃ごみとして処分するのが望ましいです。

原因②洗剤や石鹸のカスが溜まっている

食器洗いに使った洗剤や石鹸のカスが、油汚れと混ざり、配水管のなかに蓄積されることもあります。
排水口に油をそのまま流さないことはもちろんですが、洗剤や石鹸も使いすぎないよう心がけてください。

原因③小さなゴミが蓄積している

排水口には、ゴミ受けやネットがついているので、基本的に大きなゴミが配水管に侵入することはありません。
しかし、食べカスなどの小さなゴミはどうしてもすり抜けてしまうので、気がつかないうちに配水管内部にゴミが溜まり、つまりを引き起こします。
また、排水口の掃除中に、うっかりボトルのフタや小さな調理器具などの異物を落としてしまう可能性もあります。

普段からゴミ受けやネットの状態を確認し、定期的に掃除を実施しましょう。

キッチンのつまりを自分で修理する方法

ここからは、キッチンにつまりが生じた際に、ご自身で修理する方法を紹介します。
配水管の内部に付着しているゴミや汚れを除去し、つまりを解消しましょう。

方法①パイプクリーナーを使う

排水口の内部に溜まっているゴミや油汚れが原因でつまりが起きている場合には、パイプクリーナーを使いましょう。
排水口にパイプクリーナーを注ぎ入れて15〜30分ほど放置し、水で洗い流せば、つまりが改善されます。

ただし、パイプクリーナーと特定の洗剤が混ざると、人体に悪影響をおよぼす有毒ガスが発生する可能性もあります。
使用時には、ほかの洗剤とは併用せず、窓を開けて十分に換気してください。

方法②タオルを使う

ご自宅にキッチンクリーナーがない、もしくは安全性が高い方法を試したい場合には、タオルを使った方法も試してみましょう。
手順は以下のとおりです。

タオルを使ってキッチンのつまりを解消する方法

  1. 排水口のゴミ受けを取り出して排水トラップを外す
  2. 歯ブラシなどを使って周辺を掃除する
  3. 配水管にタオルをつめてフタをする
  4. シンクの8割ほどにお湯を溜める
  5. タオルを引き抜いてお湯を流す

沸騰しているお湯を使うと、配水管の塩ビ素材が変形するおそれがあるので、40~50度程度のお湯を使いましょう。

方法③ラバーカップを使う

パイプクリーナーやタオルを使ってもつまりが改善されないときは、排水口の内部に固形物が入り込んでいる可能性があります。
このような場合は、ラバーカップを使えばトラブルを解決できるかもしれません。
以下の手順に沿って進めてください。

ラバーカップを使ってキッチンのつまりを解消する方法

    排水トラップを外し、ラバーカップを設置する
  1. ラバーカップが隠れる深さまでシンクに水を溜める
  2. カップをゆっくり押してへこませる
  3. ラバーカップを勢いよく引っ張る
  4. 3~4を何度か繰り返す

ラバーカップをへこませる際に思いきり押してしまうと、異物がさらに奥に進んでしまうおそれがあります。
状況が悪化しないように、「押し出す」のではなく「引っ張る」ことを意識しましょう。

キッチンのつまり修理を業者に依頼したほうがよいケースとは?

前項で挙げた方法を試してもキッチンのつまりが解消されないのであれば、配水管に深刻なトラブルが生じているかもしれません。
無理にご自身で修理しようとすると、かえって事態が悪化する可能性もあるので、速やかに水道修理の専門業者に依頼しましょう。

ただし、水回りの修理を取り扱う業者の数は多く、それぞれ技術や知識は異なります。
キッチンのつまりを安全かつ確実に修理するのであれば、信頼性の高い業者に依頼したいところです。

東京水道センターは東京都水道局指定工事店であり、対応エリア内であれば最短30分で駆けつけます。
小さなトラブルでも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

関連記事:キッチンのつまり解消のための業者選びのポイント

キッチンのつまりは放置せずに速やかに修理しましょう

いかがでしたでしょうか。

キッチンの配水管内部に、油汚れやゴミなどが蓄積されると水が流れなくなり、つまりが生じます。
放置したままにすると、悪臭やカビの原因になること可能性もあるので、パイプクリーナーやラバーカップなどを使い、速やかに解決を試みてください。

ただし、つまりの原因によっては、ご自身の力だけでは改善できないこともあります。
キッチンのつまりを安全かつ確実に修理するのであれば、信頼性の高い専門業者に修理を依頼するとよいでしょう。

東京水道センターでは、キッチンのつまりをはじめとした、水漏れトラブルの修理に対応しております。
出張費やお見積りは無料ですので、まずは一度お問い合わせください。

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