水漏修理を依頼した際に「手抜き工事された」「業者に高額請求された」などのトラブルに関する事例を目にしたことがあるのではないでしょうか?

水漏修理に関するトラブルは、後を断ちません。
今回の記事では、これから水漏修理を依頼する方に向けて、よくある手抜き工事やそれによって引き起こされるトラブルを紹介していきます。

水漏修理でよくある手抜き工事

手抜き工事①安価で低品質の部品を使う

手抜き工事の1つにしっかりとした品質の部品が使われない工事があります。

水漏れを引き起こす1つの原因として、部品の劣化による水漏れが挙げられます。
特に配管の接続部分を止めているナットやゴムパッキンが劣化して隙間ができると水漏れを起こすケースが多く、この場合は新しい部品に交換が必要です。

手抜き工事の場合、部品の交換の際に品質の低い部品や中古の部品を使われてしまうことがあり、短期間で再度水漏れを起こしてしまうことがあります。

手抜き工事②根本的な原因が解決されない

部分的な部品の劣化による水漏れではなく配管全体が汚損している場合は、作業量も多く専門的な知識が必要になります。
しかし、水漏修理業者の中には、プロではなくDIY程度の知識で修理を行っている業者もあります。

例えば、部分的な部品の劣化による水漏れではなく配管全体が汚損している場合は、作業量も多く専門的な知識が必要です。

業者に知識がない場合は、応急処置的な形で対応されてしまい根本的な原因が解決されません。
一時的には水漏れが収まっても、時間が立つとまた水漏れを引き起こしてしまうといったケースもあるようです。

手抜き工事③見た目の配慮がない

水漏修理によって水漏れは止まったものの、美観を損ねるような手抜き工事もあります。

特にひどいケースは、取り付けた配管が目に見える箇所に露出されていたり、不格好に追加機材が取り付けられていたりすることもあるようです。

このように水漏れは止まっても住宅の美観を損ねる工事も手抜き工事と言えるでしょう。

水漏修理の手抜き工事以外でよくあるトラブル

次に、水漏修理の手抜き工事以外でよくあるトラブルについてご紹介します。
事前に回避できるトラブルもあるため覚えておくとよいでしょう。

トラブル①水漏修理後に高額請求をされた

水漏修理後に高額請求をされるケースも非常に多いです。

特に悪徳業者の場合は、工事前に見積もりを出さずに工事完了後に適当な作業内容を記載して高額請求してきます。

また、口頭で必要のない作業や部品交換の承諾を取り、作業後に追加請求をするパターンなどあらゆる手を使って高額請求をしようとします。

このようなトラブルを避けるためにも、必ず工事前に見積もりを提示してもらうようにしましょう。
追加の工事を提案された場合は、追加の金額についてもあらかじめ確認することが重要です。

関連記事:蛇口の水漏れ修理はいくら?自分で実施する場合と業者に依頼する場合を比較

トラブル②見積もり無料のはずが費用を請求された

見積もり無料のはずが、見積もりを出してもらった段階で費用を請求されるというケースもあるようです。

悪徳業者の場合、広告などでは「見積もり無料」となっていても、エリア限定や○○箇所限定といった条件をつけて見積もり時点で費用を請求されることもあります。

見積もりや訪問調査をお願いする際は、事前に電話で確認することが大切です。

水漏れ修理の手抜き工事をされないようにしっかり監視する

水漏修理を依頼する際に手抜き工事やトラブルを避けるためには、工事前に見積もり提示してもらい自身で工事内容を理解することが大切です。

また、工事中は業者の手抜き工事を防ぐため作業をしっかり監視することも重要なことでしょう。

手抜き工事やトラブルを避けるためにも業者選びの際は、一定のサービス品質が担保される水道局指定の業者に依頼することをおすすめします。

タイトルとURLをコピーしました