お風呂の時間は、身体に付着した汚れを洗い落として、日常の疲れを癒すためにも大切な時間です。
しかし、お風呂でシャワーを浴びる際に「シャワーのお湯が臭い」「シャワーから汚れが出てきた」などのトラブルが起きてしまった場合は、非常に困ってしまいますよね。

そこで今回は、シャワーのお湯が臭い場合に確認したい3つのポイントを紹介します。
シャワーのトラブルを速やかに解決したいとお考えの方は、最後までご覧ください。

シャワーのお湯が臭い場合に確認したい3つのポイント

ここからは、シャワーのお湯が臭い場合に確認したいポイントを3つ紹介します。

ポイント①シャワーヘッドが汚れているかどうか

シャワーのお湯が臭い場合、シャワーヘッドが汚れているかどうかをまずは確認しましょう。

シャワーヘッドが汚れる原因は2つあり、1つは水垢や石けんカス、皮脂などの汚れが付着することによるものです。

水垢の成分は、水道水に含まれるミネラルです。
シャワーヘッドに残った水が蒸発すると、ミネラルだけが付着して水垢が溜まっていき、シャワーヘッドが白く汚れます。
また、身体の近くにシャワーを持ってきた際のお湯の跳ね返りによって、石けんカスや皮脂もシャワーヘッドに蓄積していきます。

そして、シャワーヘッドが汚れるもう1つの原因が、シャワーヘッドにカビが発生することです。

カビが発生するための要素は「温度」「湿度」「栄養」の3つであり、この栄養が水垢や石けんカス、皮脂にあたります。
さらに、シャワーのお湯によって20~35℃の温度が保たれることと、60%以上の湿度になることが多いこともお風呂には揃っているため、カビが発生しやすいというわけです。

シャワーヘッドにカビが発生していて、掃除してもきれいにならない場合はカビがさらに繁殖してしまう恐れがあるため、シャワーヘッドの交換をおすすめします。

ポイント②シャワーホースが汚れているかどうか

シャワーのお湯が臭い場合には、シャワーホースが汚れているかどうかも確認しましょう。

シャワーホースが汚れる原因はシャワーヘッドのカビと水垢です。

シャワーヘッドにカビが発生すると、繫殖力が強いカビはシャワーホースまで侵食していき、カビのニオイが発生してシャワーのお湯が臭くなります。

また、シャワーホースでは、シャワーヘッドとの接続部の劣化などにより水が漏れて、その水が蒸発した結果、水垢が溜まります。
溜まった水垢に石けんカスや皮脂が付着すると、シャワーホースにヌメリが発生するため注意が必要です。

シャワーホースは内部を洗うことが難しく、掃除してもしっかりと汚れが落とせないことがあります。
そのため、シャワーホースの汚れが気になる場合には、新しいものに交換するほうがよいでしょう。

ポイント③水道管が老朽化しているかどうか

シャワーのお湯が臭い場合、水道管が老朽化しているかどうかも確認することをおすすめします。

一般的に、水道管の耐用年数は40年程度です。
耐用年数を超えても水道管を使いつづけると、水道管の内部にサビが発生します。

発生したサビが混ざることで、シャワーのお湯からサビのニオイがして臭いと感じるというわけです。

また、シャワーのお湯が臭く、お湯が濁っている場合や不純物が混ざっている場合は、水道管の老朽化が激しく進んでいる可能性があります。

水道管の破裂などの事故を防ぐためにも、シャワーのお湯が臭いときには、水道修理業者に点検を依頼しましょう。

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シャワーのお湯が臭い場合は汚れの状況を確認して適切に対応することが重要

いかがでしたでしょうか?

シャワーのお湯が臭い場合、シャワーヘッドやシャワーホースの汚れの状況を確認しましょう。

シャワーヘッドやシャワーホースが汚れる主な原因は、水垢やカビです。
掃除しても汚れが落ちない場合は、カビがさらに繁殖することを防ぐためにも、新しいものにそれぞれ交換することをおすすめします。

また、シャワーのお湯が臭い場合、水道管の老朽化が進んでいる可能性もあるため、水道修理業者に点検を依頼しましょう。

シャワーのお湯のトラブルに不安を感じるという方は、水道修理業者へ相談すると安心です。
東京水道センターでは、365日、緊急な場合の対応も可能ですので、ぜひお問い合わせください。

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